法律事務所とは?

弁護士にも専門があるの?

弁護士は法律全般の専門家ですが、例えば「刑事事件の弁護士」とインターネットで調べたりすると、刑事事件を専門的に扱う弁護士のウェブサイトが出てきたりします。最近はネット上で法律事務所を探せるので、自分の目的にあった法律事務所を探しやすくなったというメリットがある一方、実際には、その分野の実務経験があまりない若手の弁護士が「○○専門」と言っている場合もあります。というのも最近は弁護士の数が昔と比べて非常に多くなっており、既存の法律事務所に就職ができず、弁護士の資格取得後、即独立開業するという弁護士が増えています。俗に「即独(そくどく)」と呼ばれていたりします。そしてマーケティング的な戦略としてある分野の専門性が高い事をアピールしているという場合があります。

もっとも、一部の難易度の高い分野以外は、弁護士の資格取得には法律全般の知識が求められる以上、弁護士自身に特にこれといった専門分野があるというわけではないと考えるのが妥当だと思います。ですから法律事務所が自らを「○○専門」と言うのは、その法律事務所の経営戦略上のターゲティング(対象を絞ること)であると言っても良いでしょう。